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これからの薬剤師に求められる職能③ ~『かかりつけ薬局』~

薬薬連携とは?

昨今『かかりつけ薬局』という言葉が登場してきています。 これは、これからの日本の地域医療の在り方の新しい形として提言されてきているものです。

『薬薬連携』と呼ばれる取り組みにも関係しています。 まず、『薬薬連携』とは何かをお話しましょう。

『薬薬連携』とは、病院の薬剤師と薬局の薬剤師の間での連携を築き、医療機関と薬局が共同で患者への薬剤治療に取り組もうという取り組みを指します。 「え? 薬局が病院の治療を手伝うの?」と驚くかもしれません。

ですが、この取り組みの意義を理解するにあたって、一つすでに日本の医療現場で実現されている『病診連携』というものを説明したいと思います。

これは、地域医療の中心となる総合病院と、その地域内にある開業医などが運営している診療所との連携のことす。

日常的な健康診断や健康相談を診療所の主治医が担当し、大きな疾病の疑いがあったり大きな怪我をしてしまった際にはその地域の総合病院へ紹介状を書き、リファーするといった診療携帯はすでに定着しています。

診療所では日常的な健康管理を担い、より専門的な治療や検査が必要と判断した場合にだけ、来院した患者を専門医や医療設備の充実した総合病院に紹介することで、両者の役割分担が明確にできており、うまく機能しています。

そして、総合病院の専門的な治療で回復してきた患者は、元の主治医のいる診療所でひきつづき診療を継続し、治療後の経過を見守ってもらうというこのような仕組みを、今度は、診療所と薬局で作り上げよう。 そういう取り組みが現在模索されています。 これが、『薬薬連携』です。

薬局の薬剤師の特徴

その患者の「かかりつけの診療所」から

病状や経過についての情報をもらい、なぜ投薬の量が増減したのか、治療によってどのように容体が変化してこの薬をこの分量処方するに至ったのかといった詳しい診療情報を把握し、薬局にやってきた方の相談に乗るというスタイルです。

これまでの体制では、患者の病態や病状を知るには限界があったので処方箋の内容から意図や変化を患者本人に確認するといったことが必要でした。

ですが、患者本人が専門的な見地から自分の病状を説明することは難しいので、どうしても不十分な理解のまま、処方するしかないといった現状の課題もそこにありました。

ですが、もし『薬薬連携』により、薬局に勤める薬剤師が地域住民の日常的な健康管理にまでその職域を広げることになると、これまでとはまったく次元の異なる医療行為への積極的参加となりますので、薬剤師の存在はますます注目されるものとなっていくでしょう。

「かかりつけの診療所」の一歩手前に、「かかりつけの薬局」が生まれ、より患者に密着した地域診療を実現していく日がもう近いのかもしれません。

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